市場調査や話題作りのためにクラウドファンディングを実施する企業も多いです。

クラウドファンディング

クラウドファインディングイメージ

 

ここ3年ほどで普及した資金調達方法です。
企業はもちろん、個人や芸能人の活動費用など様々な用途の資金調達が可能です。

 

お金を出す人は投資や出資ではなく寄付という形式を取り、投稿者は寄付した人の金額に応じた特典をつけています。
ビジネスモデルや将来の成長性よりも、寄付者として参加する個人が面白いと思い魅力を感じるものを提案できるかが成功のカギです。

 

つまり、銀行融資ではまず審査に通らないようなものでも、成功する可能性はありますし、ビジネス的に手堅い内容でも閲覧者に魅力を感じなければ失敗します。

 

 

クラウドファンディングのルール

複数のサイトがありますが、基本的な仕組みは同じです。
投稿者は目標金額と寄付者に対しての特典を設定します。
その後は60日ほどの期限内において、目標金額に達成すればクラウドファンディング成功となり集まった資金を受け取れて、得た資金を公約通りに使い寄付者に案内した特典を提供する義務が発生します。

 

寄付者は、寄付した段階で一度支払いを行い、運営サイトが管理を行います。
期間内に目標金額に届かない場合は失敗となり寄付したお金は返金されて投稿者は一切お金を受け取れません。

 

 

成功事例集

クラウドファンディングの魅力や活用方法は事業用資金の調達で成功した事例を見ると分かりやすいです。
銀行融資の審査に通らない人だけが活用する手段ではなく、市場調査や話題作りを目的にクラウドファンディングを活用するケースもあります。

 

 

自転車+バイクのglafitバイク

クラウドファンディングの調達額で国内最高記録を達成した実績を持っています。
自転車、電動アシスト自転車、EVバイク(原付)の1台3役の車両を開発する資金をクラウドファンディングで調達して大きな話題を集めました。
112,500円の高額なコースに、商品化されたglafitバイクを受け取れる特典を目当てに寄付者が殺到しました。

 

つまり、先行受注で一定の受注に達したら生産を行う形になっていて、クラウドファンディングは商品化する前の市場調査やPR効果を狙えるメリットがあります。

 

 

なくなると困る事業への援助

経営難に陥った事業者の運転資金調達としてもクラウドファンディングの利用価値は高く、多数の成功事例があります。
利用する機会は少ないけど、廃業されると困ると思っている人が多ければ応援する目的で個人から寄付を集められます。
価格に見合う特典を用意しなくても、寄付したいと思える人がいれば資金調達できるのもクラウドファンディングの特徴です。

 

 

クラウドファンディングでメディア掲載

資金調達方法でクラウドファンディングを利用すると、メディアが面白いと判断して取り上げることが多いです。
銀行融資や特定の資産家への交渉で資金調達できる場合でも、あえてクラウドファンディングを利用するケースはよく見られます。
メディアに紹介されるのが理想ですが、クラウドファンディングに投稿するだけでも多くの人に閲覧してもらったり、SNSで拡散されやすいメリットがあります。
面白いアイデアがある場合は是非利用を検討してみてください。

 

ビジネスローンによる資金調達について

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