不動産担保ローンとは、ご自身で所有しているマンション・一軒家・別荘などの、動かすことのできない財産(不動産)を担保に入れて融資を受けるサービスです。
基本的にはどのような人でもサービスを受けることができますが、
といったローン商品を利用する際の基本的な条件を満たす必要があります。
借り入れ条件のハードルはそこまで高くなくても、不動産担保ローンの利用時にはいくつか注意しなければいけない点があります。
中でも注目しておきたい点についてピックアップしました。
取り扱う担保が不動産である性質上、融資までの審査に時間がかかります。
その内訳として「地価や相続税、売却価格を算出する必要がある」など、不動産や土地の価値を決定する複雑さが考えられます。
即日審査で即日融資といった種類のローン商品とは異なり、>時間にゆとりを持った運用が重要になる商品です。
審査の項目でも触れたように、担保にする不動産はその価値を見定める必要があります。
なので不動産鑑定費用をはじめとした各種事務手数料が掛かります。
当然のことながら不動産を担保に入れているので、借り入れたお金が返せなくなった場合には、担保に入れた不動産の売却をもって返済に充てなければなりません。
お金を返せなくなった場合の不動産の差し押さえや売却は、強制的に行えることを裁判所が認めているので、不動産を失わないためにもキチンと返済できるプランを立てて申し込みましょう。
気をつけなければいけない点はいくつかありますが、ローン商品として魅力的な面もあります。
その一部をご紹介いたします。
不動産担保ローンはその名の通り、不動産を担保に入れてお金を借りているので、無担保のカードローンなどの商品と比べると圧倒的に返済に対しての信頼感が高くなります。
その影響もあって、不動産担保ローンの返済時に必要な金利は無担保ローンに比べて1%から最大で12%ほど金利が低くなります。
カードローンなどを利用して借り入れを行った際、返済期間は長くても数年単位での設定になります。
しかし、不動産を担保にした場合、返済期間は10~30年の間で設定されることが多いです。
その代わり、無担保のローン商品と同じで、返済期間を伸ばせば伸ばすほど金利は増大していくので、無下に返済期間を長く設定するのはおすすめできません。
メリットとデメリットを考慮して不動産担保ローンを利用する場合は、銀行系の商品を選ぶことをオススメします。
貸金業の登録がある銀行系のローンならばその信頼性は十分高いと言えるでしょう。
お借り入れのご予定があるのでしたら、一度ご縁のある銀行を訪れて相談してみるのはいかがでしょうか?